COLUMN
キックボクシングコラム

コラム #15
キックボクシングでコレステロールを低下させる方法
健康診断で「コレステロール値が高い」と言われたことはありませんか?コレステロールは体にとって必要不可欠な成分ですが、過剰に増えると動脈硬化や心筋梗塞などのリスクが高まります。そのため、適切な食事や運動によってコレステロール値をコントロールすることが重要です。
そこで注目したいのが「キックボクシング」です。キックボクシングは全身を使う有酸素運動と無酸素運動が組み合わさったスポーツで、脂肪燃焼効果が高く、心肺機能の向上にも役立ちます。本記事では、キックボクシングがコレステロール低下にどのように役立つのか、具体的な方法やポイントを解説していきます。
キックボクシングがコレステロールに与える影響
キックボクシングは高強度の運動でありながら、初心者でも始めやすいスポーツです。コレステロールに対する主な効果を見ていきましょう。
1.有酸素運動による脂肪燃焼
キックボクシングは動きの中に有酸素運動の要素が多く含まれています。有酸素運動は体内の脂肪をエネルギーとして燃焼させるため、LDL(悪玉)コレステロールの減少につながります。
2.筋力トレーニングによるHDL(善玉)コレステロールの増加
キックボクシングではパンチやキックの動作により、全身の筋肉をバランスよく使います。筋力が増加すると、HDL(善玉)コレステロールが増え、動脈の健康を保つ効果が期待できます。
3.代謝の向上
キックボクシングは短時間で高いエネルギーを消費する運動のため、基礎代謝を向上させます。代謝が高まると、コレステロールや中性脂肪の分解が促進され、脂質異常症の予防にもつながります。
効果的なトレーニング方法
コレステロール値を改善するためには、継続的な運動が欠かせません。ここでは、キックボクシングを活用した効果的なトレーニング方法を紹介します。
1.週3回以上のトレーニング
厚生労働省のガイドラインでは、健康維持のために「中強度の運動を週150分以上行うこと」が推奨されています。キックボクシングを週3回、1回あたり30~45分程度行うと、効果的にコレステロールを下げることができます。
2.インターバルトレーニングを取り入れる
キックボクシングの動きには、短時間の高強度運動と短い休憩を繰り返す「インターバルトレーニング」が適しています。例えば、
• 2分間のシャドーボクシング
• 30秒間のミット打ち
• 1分間の休憩
このような繰り返しを3~5セット行うことで、脂肪燃焼効果が高まり、コレステロール値の改善が期待できます。
3.ストレッチとウォームアップを忘れずに
トレーニング前後のストレッチは、怪我の予防だけでなく、血流を良くすることでコレステロールの代謝を促進する効果もあります。特に下半身の柔軟性を高めるストレッチを重点的に行いましょう。
食事との組み合わせでさらに効果アップ
キックボクシングと併せて、食生活を見直すことで、より効果的にコレステロールを低下させることができます。
1.良質な脂質を摂取する
LDL(悪玉)コレステロールを減らし、HDL(善玉)コレステロールを増やすためには、以下の食品を積極的に摂るようにしましょう。
• 青魚(サバ、サーモン):オメガ3脂肪酸が豊富
• ナッツ類(アーモンド、クルミ):不飽和脂肪酸が含まれる
• オリーブオイル、アボカド:善玉コレステロールを増やす
2.食物繊維をしっかり摂る
水溶性食物繊維は、腸内でコレステロールを吸収しにくくする働きがあります。以下の食品を意識して摂ると良いでしょう。
• オートミール
• 野菜(ブロッコリー、ほうれん草)
• 海藻類(ワカメ、ひじき)
3. 糖質と加工食品を控える
過剰な糖質やトランス脂肪酸は、コレステロール値を悪化させる原因となります。ファストフードやスナック菓子の摂取を減らし、バランスの良い食事を心がけましょう。
まとめ
キックボクシングは、コレステロール値を低下させるための理想的な運動です。有酸素運動と無酸素運動が組み合わさることで脂肪燃焼が促進され、心血管の健康維持にも役立ちます。さらに、食生活を改善し、継続的にトレーニングを行うことで、より高い効果を得ることができます。
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